久しぶりに母校を訪れた

久しぶりに母校の北大を訪れた。

北海道の秋も深まるこの時期、北大のイチョウ並木が鮮やかな黄色に染まっている。
この景色はいつ見ても感動する。

北大の大先輩でもある新渡戸稲造先生が、
当時貧しく勉強が出来なかった人達の為に、
私費を投じて作った誰でも無料で学べる
『遠友夜学校』に感動し、新渡戸稲造先生の
伝記を読んだ。

北大構内に生えている大きなハルニレ。
これは新渡戸先生の妻、メアリーさんが当時北大に24本寄贈し植樹したものだと知った。

学生当時、ただキレイな風景だなーとしか思ってなかった。

何本も植わっているハルニレの巨木を見ると、100年以上の歴史を経てここにある事を実感して改めて感動した。

北大の前身である札幌農学校二期生、新渡戸稲造先生は、慈悲の気持ちに溢れた真の国際人であり、日本の精神である『武士道』を世界に伝え、多くの人々に影響を与えた。

このような素晴らしい人を輩出した北大で学べた事を、改めて誇りに思った。

“歴史を知る”事は、今の自分がいるのは多くの人々の功績によるお陰なのだ、ということに気付くことであると思う。

あなたの母校や今勤めている会社には、どのような歴史がありますか?