蝦夷ゼミの羽化

なかなか見られない蝦夷ゼミの羽化。
夕方、森の中にある別荘に行ったら、セミたちが一斉に羽化していた!
凄〜い!!

木に登って行くセミの幼虫は、あまり見た事がない。
羽化する時は無防備になり天敵に襲われやすいので、日没後に羽化するらしい。
7年間地中にいた幼虫が、最後の力を振り絞って木を登って行く姿を見たときは、思わず応援せずにはおられなかった!

羽化して成虫になっても1週間しか生きられない儚さ…。
だからこの世に出ている間に、精一杯鳴いて精一杯生きているんだろうなぁ。

子供の時から昆虫が大好きで、夏休みの宿題はいつも昆虫採集だった。
大阪の田舎で、よくカブトムシやクワガタムシ、セミ、カマキリ、蝶、バッタなどたくさん採っていたのを懐かしく思い出す。

小学校3年の時、早朝まだ暗い森の中へ1人で入っていき、秘密の場所でカブトムシをいっぱい採った。一本の木に10匹以上のカブトムシが付いていて、必死になって採った。
今でも忘れられない思い出である。
あの時は怖い物知らずだったなぁ…。

何年か前、大人になってからも、息子と憧れのヘラクレスオオカブトムシを幼虫から育てて羽化させたっけ…。

昆虫達は大人になった今でも、少年のようなワクワクした気持ちにさせてくれる…。

セミ君!
頑張って登って早く成虫になれよ〜!!